INTERVIEW

社員インタビュー

Y.S
壮大なテーマに泥臭く挑む。

Q. 現在のシゴトを教えてください

現在は「食」と「農」に「SDGs」を絡めた新規ビジネスの開拓を行っています。具体的には海外から高い人気を誇るサツマイモにフォーカスし、国内外の販路の拡大を図っています。傷のある野菜は“規格外”とされ、店頭に並ぶことなく廃棄されます。それはサツマイモも同じです。しかし、加工すれば新たな価値を見出すことができますし、海外の国の基準を満たしていれば輸出することも可能です。生産したすべての野菜を有効活用できれば生産者もメリットがありますし、フードロスの削減にもつながります。社会課題解決の一翼を担う非常に意義のあるビジネスに携わっていることに、大きなやりがいを感じています。

Q. これまでにぶつかった壁はありますか

以前、私は電子材料事業部に所属していました。電子部品は取引額が大きく、何百億円になることもあります。あるとき、中国の工場に依頼していた製品の製造が遅れている連絡を受けました。製品開発で各社がしのぎを削るこの業界は、ビジネスのスピード感が非常に速く、わずかな納期のズレも許されません。「間に合わない=莫大な損失」になる恐れがあった私は急いで現地に飛び、工場の責任者に危機感の共有と協力を要請。何とか出荷日に間に合い、日本では空港で他のスタッフに待機してもらい、受け取り次第すぐにお客様先に届けてもらったことがありました。このような危機的状況を何度も乗り越えてきた泥臭さが私の最大の強みかもしれませんね。

Q. 今後の目標を教えてください

フード&アグリビジネスを事業化し、会社のひとつの大きな柱にすることです。立ち上がって間もないため、ビジネスの種を探している段階ですが、少しずつ事業化への輪郭が見えてきました。これからもっと面白くなっていく予感がしています。サツマイモビジネスの拡大、廃棄している野菜の葉っぱなど端材を粉末にして飼料にするようなアップサイクルの推進、フードロスに対するアプローチといった社会課題へのアプローチ、他の事業部とのタイアップなど、さまざまな種を少しずつ育てていきたいと考えています。

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